風天洞について
FUTENDO
豊田市足助地方では最古の寺院とされ、本堂から幾重にも重なった山々が美しく観えます。山に囲まれた静けさの漂うお寺で、当地方を治めていた原田家の菩提寺でもあります。
自然との和を保つ見るも絶景な観音群が境内いっぱいに広がっていて、御影石の巨岩でできた洞窟があり、その内部には七福神や風天神が祀られています。
日本の肖像美術界の最高峰といわれた馬堀法眼喜孝画伯により復元された寝拝み楊柳観音は世界でも珍しい仰向けに寝転がって拝みます。
展示場には聖徳太子が御自ら彫刻された聖観世音像、馬堀法眼喜孝画伯の描かれた歴代天皇の肖像画など、多くのものが展示されています。寝拝み楊柳観音が岩底に描かれている巨岩や巨大な御影石の積み重なってできた洞窟など、巨石信仰のある当地方においては自然の力を感じられること間違いありません。
挨拶
当山は遠く800年以上も昔(1178年 治承2年)に建立された当地方に於ける最古の寺院であります。
境内には、巨岩群で出来た洞窟、並びに巨岩に根ざす大松、老檜の数々を有し、自然の偉大さを体感することが出来ます。
とりわけ聖徳太子御自らの彫刻によると言い伝えられし聖観世音菩薩像を安置し奉るこの観音堂上の巨大岩は、正に日本一の賞賛を受けるにふさわしく歴史を物語り、古来より多くの参拝者による深い帰依信仰を受ける大本山です。
開運
風天洞には、七福神や風天神、寝拝み楊柳観音、十二支守り本尊、千体観音など、多くのご利益がありますが、その中でも洞窟内には七福神を祀っていて、特に洞窟内の中央に鎮座される洗身銭洗恵比須大古久天は一粒万倍銭洗いといわれ、法泉霊水にて金銭を洗い、娑婆の汚れ、我欲を洗い落とし一粒万倍の功徳(幸福)を得られると伝えられています。
ここで銭洗いを行えば、金運のご利益は間違いありません。
地涌の声
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